【健康コラム】「スポーツカイロプラクティック」
カナダ生まれの米国人、D.Dパーマーによって創始されてから110年ほど経った現在、カイロプラクティックは歴史と共に様々な分野に枝分かれし、生まれたばかりの赤ちゃんや、さらにはペットや競走馬の健康とパフォーマンスの向上などを専門にするカイロプラクターもいます。その中でもとりわけ大きく発展している分野が、スポーツカイロプラクティックです。世界で最も権威あるスポーツカイロプラクティック団体である「国際スポーツカイロプラクティック連盟(FICS)」の掲げる目標・理念は「アスリートの力を自然な方法で最大限に引き出す」事だそうです。ドーピング問題が深刻化する今日、人間が本来持つ力だけでパフォーマンスを向上させるスポーツカイロプラクティックは年々その注目度を増しています。最近では引退したばかりのウサイン・ボルト選手がレース前にアジャストメント(矯正)を受けている写真が話題を呼びました。長い間、スポーツカイロプラクターの主な仕事は、負傷した選手の怪我の手当てやリハビリなどでしたが、最近では試合中にもアジャストメントを受ける選手の写真や映像が見られるようになってきています。リンク先のYouTubeの映像は10年ほど前のNFLのデンバーブロンコスのタイトエンド、ダニエル・グラハム選手が試合の最中に帯同するカイロプラクターからアジャストメントを受けているところです。画像はあまり鮮明ではありませんが、テレビカメラが映していた貴重なシーンですので、シェアさせて頂きます。
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